大手キャリアから格安SIMへの乗り換え手順【2026年版】ギガ数・通話・一人暮らし/家族別の選び方
by kuratool 運営者
格安SIMへの乗り換えで差がつくのは、手続きよりも「何GB・どれくらい通話するか」に合うプランを選べるかどうかです。手続きは、今の会社と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応していれば、乗り換え先のサイトだけで進められます。この記事では、当サイトの格安SIM診断の質問を全部組み合わせて出した「ギガ数×通話」「一人暮らし/家族」別の合いやすいプランと、確認済みの料金から作った月額の目安、乗り換えの手順をまとめました(2026年10月27日時点で総務省・各社公式を確認)。
結論:格安SIMの乗り換えは「明細の確認→選ぶ→乗り換え先で申込み」の3ステップ
- 今の契約を確認する:直近3か月のデータ量と通話、端末の分割払いの残り、家族割・光回線のセット割、キャリアメール
- 乗り換え先を選ぶ:月のギガ数と通話の多さで候補が大きく変わる(下の早見表)
- 乗り換え先のサイトで申し込む:両方の会社がMNPワンストップ対応なら予約番号はいらない。ただし途中で今の会社のサイトにログインする
今の請求額が、下の「使い方別の月額の目安」と比べて大きく変わらないなら、無理に乗り換える必要はありません。家族割や光回線のセット割で家族全体の支払いが下がっている場合も、自分だけ抜けると損になることがあります。
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🔗 格安SIM 診断(無料・登録不要)
月のデータ量・通話・予算・店舗サポート・家族割の希望など7問に答えるだけで、合いやすい格安SIMのベスト3と選ぶ前の注意がわかります。入力した内容は送信されません。
乗り換えなくてよい人(今のままで十分なことが多い人)
- 家族割・光回線のセット割で、家族全体の支払いがすでに下がっている
- スマホの使い方を店舗で毎回相談したい(ネット手続き中心の会社では難しい)
- 今の月額が、同じくらいの使い方の目安(下の表)と比べて差が小さい
- 端末の分割払いの残りや今の契約の解約条件を足すと、差額がなくなる
比べるときは月額だけでなく「1年間で払う総額」で見ます。今の年間の支払い(明細の合計)から、乗り換え先の月額×12か月・通話オプション・端末代を引いて、プラスにならなければ見送ってかまいません。
ギガ数×通話で合う格安SIMは?診断の全7,200通りを総当たりした早見表
当サイトの格安SIM診断(9社を比較)について、質問7問の選択肢を全部組み合わせた7,200通りで判定し、条件ごとに「ベスト3の1位に多い会社」を数えました。利用者アンケートではなく、診断の質問の組み合わせを全部試した判定結果です。点数には、回答したデータ量に足りる一番安いプランの月額(各社公式で2026年10月8日・27日に照合)に通話オプション代を足した金額と、当サイトの評価(容量への対応・速さ・店舗サポートなど)が入っています。
| データ量 | 通話 | 1位に多い会社 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 少なめ | 楽天 44%・IIJmio 24% |
| 〜3GB | 週数回以上 | 楽天 51%・IIJmio 29% |
| 3〜10GB | 少なめ | IIJmio 43%・楽天 30% |
| 3〜10GB | 週数回以上 | IIJmio 39%・楽天 36% |
| 10〜20GB | 少なめ | 楽天 48%・IIJmio 16% |
| 10〜20GB | 週数回以上 | 楽天 61%・UQモバイル 15% |
| 20GB〜 | 少なめ | 楽天 33%・ワイモバイル 26% |
| 20GB〜 | 週数回以上 | 楽天 51%・ワイモバイル 24% |
通話の「ほぼしない」と「月数回」、「週数回」と「業務で頻繁」は判定が同じだったため1行にまとめています(各行720〜1,440通りの判定)。「〜3GB」と「3〜10GB」は、データ量に足りるプランの月額で予算を判定するため結果が分かれます。利用者アンケートではなく、診断の質問の組み合わせを全部試した判定結果です。
楽天モバイルが1位に多い理由と、選ぶ前に確認すること
楽天モバイルが全体の43.7%で1位になるのは、使った量で料金が変わる段階制(3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・無制限3,278円、税込・割引前)で少ない容量でも予算に収まりやすいこと、店舗があること(「店舗で相談したい」と答えた場合の1位は54.7%、「オンラインで十分」は32.7%)、Rakuten Linkアプリからの発信で国内通話が無料になること(完全かけ放題を選ぶと1位の割合が36.4%から52.2%に上がる)が重なるためです。広告の有無で順位は変えていません。
- つながりやすさは住む場所や建物で違います。自宅・職場などよく使う場所が公式のエリアで対象か確認しましょう(自社回線のエリア外ではau回線を使います)
- 屋内や地下で電波が弱いことがあります
- 通話無料はRakuten Linkアプリから発信した場合です。標準の電話アプリから発信すると30秒22円かかり、0570などの一部の番号は対象外です
月10GBまで(一人暮らしで家にWi-Fiがある人など)
〜3GBでは楽天モバイルとIIJmio、3〜10GBではIIJmio(10GB 1,400円)と楽天モバイルが1位に多くなります。povoは基本料0円ですが、トッピング(使う分だけ買うデータ)を買わないと通信速度が最大128kbpsのままなので、診断では使う量に応じたトッピング代(3GB 990円・20GB 2,700円、いずれも30日間)で他社と比べています。このため1位になる割合は全体の2.2%(修正前は21.3%)です。povoは180日間有料トッピングを買わないと利用停止の対象になる(通話・SMSの従量料金が660円を超えていれば対象外)点も確認しましょう。毎月決まった容量で使いたいなら、IIJmio(5GB 950円)やLINEMO(3GB 990円)のような段階・容量別のプランが比べやすくなります。
月10〜20GB(動画もときどき見る人)
20GBまで2,178円の楽天モバイルが1位に多く、IIJmio(15GB 1,600円・25GB 2,000円)やUQモバイルが続きます。通話が多いと答えると、Rakuten Linkアプリからの発信で国内通話が無料になる楽天モバイルが1位になる割合が上がります(少なめ48%→週数回以上61%)。
月20GB以上・使い放題を希望する人
データ無制限で3,278円の楽天モバイルが1位に多く、店舗のあるワイモバイル、30GBのahamoが続きます。最大1.5Mbpsで使い放題のマイそくがあるmineoもベスト3に入りやすい会社です。ただしマイそくは平日12時台が最大32kbpsに制限され、楽天モバイルは屋内・地下で電波が弱いことがあります。大容量でも速度が抑えられる条件があるので、よく使う時間帯と場所で考えましょう。
一人暮らしと家族で乗り換える場合の違い
| データ量 | 一人で使う | 家族割を使いたい |
|---|---|---|
| 〜3GB | 楽天 50%・IIJmio 18% | IIJmio 44%・楽天 42% |
| 3〜10GB | 楽天・IIJmio 各35% | IIJmio 52%・楽天 28% |
| 10〜20GB | 楽天 56%・UQモバイル 15% | 楽天 51%・IIJmio 20% |
| 20GB〜 | 楽天 44%・ワイモバイル 24% | 楽天 38%・ワイモバイル 27% |
数字はベスト3の1位になった割合で、利用者アンケートではなく、診断の質問の組み合わせを全部試した判定結果です。「家族は別の会社」と答えた場合は「一人で使う」と同じ判定でした。家族割を使いたいと答えると、複数回線の割引がある会社が上がり、家族割のないLINEMOは下がります。10GBまでではIIJmio、20GB以上ではワイモバイル(家族割で2回線目以降1,100円引き)の割合が上がります。
店舗で相談したい人は、店舗のある会社が上位に
povoとLINEMOは、公式の案内で店舗での申込・相談ができないと確認できたため(2026年10月27日確認)、「店舗で相談したい」と答えた場合は店舗の点を0点にしています。このため両社が1位になることはなく、ベスト3に入るのも〜3GBのごく一部(povo 2%・LINEMO 1%未満)だけです。ベスト3に入りやすいのは、〜3GBで楽天モバイル(97%)・IIJmio(73%)・UQモバイル(61%)、3〜10GBで楽天モバイル(93%)・UQモバイル(76%)・IIJmio(70%)、10〜20GBで楽天モバイル(100%)・UQモバイル(91%)・ワイモバイル(69%)、20GB以上でUQモバイル・楽天モバイル・ワイモバイル(各93%)です(いずれも利用者アンケートではなく、診断の質問の組み合わせを全部試した判定結果)。IIJmioは直営店がなく、家電量販店のカウンターで契約・相談する形なので、近くに対応する店舗があるか確認しましょう。
使い方別の月額の目安(2026年10月8日に各社公式で確認)
| 使い方 | 月額の目安 | 確認した例 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 792〜990円 | NURO VS・LINEMO |
| povo(トッピング) | 3GB 990円・20GB 2,700円 | いずれも30日間(2026年10月27日確認) |
| 5〜10GB | 950〜2,090円 | IIJmio・mineo・LINEMO |
| 30GB前後 | 2,970〜4,378円 | ahamo・LINEMO・ワイモバイル |
| 35GB・10分通話込み | 3,828円 | UQモバイル |
| 無制限 | 3,278円 | 楽天モバイル |
金額は税込・割引前で、当サイトの診断に登録している主なプランの値です。ahamoは2026年12月1日から料金が変わり、40GBまで3,135円・60GBまで4,125円・120GBまで5,115円の3段階になります(大盛りオプションは11月30日で終了)。キャンペーンや家族割で実際の支払いは変わるため、申込前に公式で確認してください。
| 通話の追加 | 上乗せの目安 | メモ |
|---|---|---|
| 5分かけ放題 | +490〜550円 | ahamoはプランに込み |
| 10分かけ放題 | +550〜880円 | UQはプランに込み |
| 完全かけ放題 | +1,100〜1,980円 | 楽天はLink発信で無料 |
通話が多い人は、プランの月額にこの上乗せを足した金額で比べます。例えば30GB前後のプランに完全かけ放題を付けると、会社によって上乗せが1,100円〜1,980円まで開きます。
乗り換え手順①:今の契約を確認する(ギガ数の選び方もここで決まる)
- 直近3か月のデータ量と通話時間:今の会社のアプリや明細で確認。「なんとなく」の容量で選ぶと、足りない・余るが起きやすい
- 端末の分割払いの残り:残っていても乗り換えはできますが、残りの支払いは続きます
- 家族割・光回線のセット割:自分が抜けると家族の割引額が変わることがあります。家族全体の支払いで比べる
- キャリアメール:ドコモの「ドコモメール持ち運び」は月330円(税込)で、解約・乗り換え後31日以内の申込みが必要です。ほかの会社は各社の案内を確認
- 今の会社のMy Pageのログイン情報:MNPワンストップでは途中で今の会社のサイトにログインするので、IDとパスワードを手元に
乗り換え手順②:乗り換え先を選ぶ
選ぶ軸は「月のデータ量」「通話の多さ」「店舗で相談したいか」「家族でまとめるか」の4つです。上の早見表で候補を絞り、月額の目安と通話の上乗せを足した金額で比べます。大手の回線を借りる会社(MVNO)は、昼12時台など混雑する時間に速度が落ちやすいので、昼休みによく使うなら考えに入れましょう。
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大手3社のオンライン専用プランの料金の仕組みと注意点を、使い方別に整理した記事です。
乗り換え手順③:申し込む(MNPワンストップなら予約番号は不要)
MNPワンストップは、乗り換え先の会社に申し込むだけで、電話番号はそのままに乗り換えられる仕組みです(2023年5月24日開始)。総務省の案内による流れは次のとおりです。
- 乗り換え先の公式サイトで「他社からの乗り換え(MNP)」を選んで申し込む
- 途中で今の会社のサイトに移るので、My Pageにログインして解約の条件を確認する
- 乗り換え先のサイトに戻って申込みを完了する
- 回線が切り替わると、今の会社との契約は自動で解約される
MNP転出手数料(今の会社に払う乗り換えの手数料)は、ウェブで手続きすれば無料です。電話や店舗で申し込むと1,100円以下の手数料がかかる場合があります。本人確認書類や開通までの時間、SIMの受け取り方(eSIM・SIMカード)は会社ごとに違うので、乗り換え先の案内に沿って進めてください。
MNPワンストップに対応している会社
総務省の一覧(2024年9月30日時点)には、ドコモ・ahamo・au・UQ mobile・povo・ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO・楽天モバイル・日本通信・mineo・IIJmio・NUROモバイル・イオンモバイル・BIGLOBEモバイル・J:COM MOBILEなどが載っています。当サイトの診断で比べている9社はすべて含まれます。ワンストップは今の会社と乗り換え先の両方が対応している必要があるので、どちらかが一覧にない場合は予約番号の方法になります。
予約番号が必要な場合(ツーストップ)
今の会社でMNP予約番号を発行し、その番号で乗り換え先に申し込みます。予約番号を発行しても、乗り換え先の契約が終わるまで今の契約は解約されません。ahamoの案内では、予約番号の有効期限は取得日を含めて15日間で、ahamoへの申込みには残りが10日以上必要としています。必要な残り日数は乗り換え先ごとに確認しましょう。
家族で格安SIMに乗り換えるときの注意
- 一人ずつ乗り換えると、残った家族の家族割やセット割が減ることがある。乗り換える順番と、家族全体の支払いを先に計算する
- 家族割の有無は会社で違う:LINEMOは家族割も光回線とのセット割もなく、1回線ずつの料金。ワイモバイルは2回線目以降が月1,100円引き
- UQモバイルの自宅セット割・家族セット割はトクトクプラン2が対象で、コミコミプランバリューは対象外
- 家族それぞれの使い方(ギガ数・通話)が違うなら、全員を同じ会社にそろえるより、一人ずつ合うプランを選んだほうが合計が下がることもある
よくある質問
MNP予約番号は必要?
今の会社と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応していれば不要です。どちらかが対応していない場合は、今の会社で予約番号を発行してから申し込みます。
乗り換えに手数料はかかる?
今の会社に払うMNP転出手数料は、ウェブなら無料です(電話・店舗では1,100円以下かかる場合あり)。乗り換え先の事務手数料や、今の契約の解約条件は会社・契約時期で違うため、それぞれの公式で確認してください。
スマホ本体の分割払いが残っていても乗り換えられる?
乗り換えはできますが、残りの分割払いは乗り換え後も続きます。残額を、乗り換えで下がる金額と比べて判断しましょう。今のスマホをそのまま使うなら、乗り換え先の公式サイトで使える端末かを確認してください。
何GBのプランを選べばいい?
直近3か月の使用量のうち多い月に合わせるのが目安です。一人暮らしで家にWi-Fiがあり外ではSNS中心なら10GBまで、外で動画をよく見るなら20GB以上の帯が候補になります。足りなくなったときの追加料金や、容量の繰り越しの有無も各社で確認しましょう。
ドコモのメールアドレスは乗り換え後も使える?
「ドコモメール持ち運び」(月330円・税込、初回31日間無料)を、解約・乗り換え後31日以内に申し込めば使い続けられます。au・ソフトバンクのメールアドレスについては、各社の案内を確認してください。
乗り換えてすぐ「やめたい」と思ったら?
主な携帯電話サービスには「初期契約解除制度」があり、国民生活センターによると、契約書面を受け取った日を1日目として8日が過ぎるまでは事業者の同意なしに解除を申し出られます(例外あり)。一緒に買った端末の代金は対象外で、それまでの利用料や事務手数料は請求される場合があります。対象かどうかは契約書面で確認してください。
まとめ
- 乗り換えは「今の明細の確認→乗り換え先を選ぶ→乗り換え先で申込み」の3ステップ
- MNPワンストップなら予約番号は不要。途中で今の会社のMy Pageにログインする。ウェブなら転出手数料は無料
- 診断の総当たりでは、段階制で少容量でも予算に収まりやすく店舗もある楽天モバイルが1位に多く、3〜10GBではIIJmio、20GB以上ではワイモバイル・ahamoも1位に入る。楽天モバイルはよく使う場所が公式のエリアで対象か確認を
- 店舗で相談したいなら、店舗での申込・相談ができないpovo・LINEMOは診断の上位に出ない。店舗のある会社から選ぶ
- 家族で乗り換えるなら、家族割の有無と、残る家族の割引の変化を家族全体の支払いで確認
- 今の月額と目安の差が小さい、家族割で家族全体が安い、といった場合は今のままで十分
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